SIMフリースマホ「ZenFone」シリーズが人気のASUSからシリーズ最小サイズとなる5.0インチのエントリーモデルスマホが2017年7月14日よりECサイトや家電量販店などでリリースされます。
約2万円のお手頃価格に5.0インチの軽量モデルになっているので、女性や子供にも使いやすい仕様になっています。
ZenFone Liveのスペック比較
ヨーロッパで高いシェアを誇るフランスで人気のベンチャースマホメーカーとして日本にも進出して話題の「Wiko」エントリモデル「Tommy」とのスペック比較です。
項目 | ZenFone Live (ZB501KL) |
Wiko Tommy |
---|---|---|
OS | Android 6.0.1/ ZenUI 3.0 |
Android 6.0 |
CPU | Snapdragon 400 (1.4GHz) クアッドコア(4コア) |
Snapdragon 210 (1.3GHz×4) クアッドコア(4コア) |
メモリ (RAM) |
2GB LPDDR3 | 2GB |
ストレージ (ROM) |
内臓ストレージ: 16GB ASUS WebStorageサービス: 5GB(永久無料) Googleドライブ: 100GB(2年間無料) |
16GB |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
約141.1×71.1×7.9mm | 約145.9×71.5×8.9mm |
重量 | 約120g | 約165g |
画面サイズ | 5.0インチ | 5.0インチ |
画面解像度 | 1280×720(HD) IPS液晶 |
1280×720(HD) IPS液晶 |
バッテリー容量 | 2650mAh 3G連続待受:約300H au VoLTE連続待受:約288H 充電:約3H |
2500mAh 3G連続待受時間:約270H |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB) nanoSIMと兼用 |
MicroSD(最大64GB) microSIMと兼用 |
SIMカード | デュアルSIM (nanoSIM×2) |
デュアルSIM (microSIM×2) |
3G/4GのDSDS | × | × |
背面カメラ | 1,300万画素 F値2.0 LEDフラッシュ |
800万画素 |
前面カメラ | 500万画素 LEDフラッシュ |
500万画素 |
センサー | ・電子コンパス ・近接センサ ・光センサ ・加速度センサ |
・加速度センサ ・光センサ ・近接センサ ・磁気センサ ・ジャイロスコープ ・デュアルマイク |
GPS | GLONASS | A-GPS |
指紋認証 | × | × |
NFC/FeliCa | × | × |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) Wi-Fiデザリング |
IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) Wi-Fiデザリング |
Bluetooth | v4.0 | v4.1 |
カラー | ネイビー ローズピンク シャンパンゴールド |
トゥルーブラック フレッシュレッド ブリーン クールグレイ サンイエロー ホットピンク |
4G/LTEバンド | FDD-LTE: B1/3/8/18/19/26/28 TD-LTE:B41 ドコモLTEバンドに対応 au VoLTE対応 |
FDD-LTE: B1/3/8/18/19 ドコモLTEバンドに対応 au VoLTE対応 |
3G(WCDMA) | B1/6/8/18/19 ドコモ3Gバンドに対応 |
B1/19 ドコモ3Gバンドに対応 |
大手キャリアLTEバンド | docomo:B1/3/19/21/28 au:B1/11/18/26/28/41 SoftBank:B1/3/8/28/41 ※太字が重要なバンド |
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大手キャリア3Gバンド | docomo:B1/6/19 au:B1/18 SoftBank:B1/8/9/11 ※太字が重要なバンド |
|
入力ポート | microUSB | microUSB |
AnTuTuスコア (総合性能) |
約24,000 Priori 4:約28,000 ZenFone 3 Max:約44,000 |
約23,000 |
発売時期 | 2017年7月 | 2017年2月 |
共にエントリーモデルですが執筆時点での価格は「ZenFone Live」が約21,000円、「Tommy」が約14,000円と価格面では開きがあります。
エントリーモデルの中では比較的価格の高い部類に入る「ZenFone Live」ですが、1万円台のエントリーモデルに比べるとカメラ性能が高く、ミドルエンドモデルクラスのカメラ性能があります。
日本では未発売のZenFone Go5.0インチモデルにスペックはとてもよく似ていて、さらに計量化されて持ちやすくなっています。
ZenFone Liveの特徴
フロントカメラに搭載された「美人エフェクトLive」機能によってライブ配信時にリアルタイムで美顔処理が行える
「ZenFone Live」は名前の通りライブストリーミングに特化したモデルになっています。
ライブ配信中に美顔エフェクトをリアルタイムに適応できるアプリ「BeautyLive」を搭載し、ライブストリーミングに対応したFacebookやYouTubeなどに動画配信ができます。
また、2つのMEMSマイクで周囲の雑音を自動的に検出と除去を行い、音声を明瞭化する機能も搭載しています。
自撮りを頻繁に利用する女性や学生の方にはうれしい機能になっています。
片手で操作がしやすい5.0インチ・120gのコンパクトサイズ
1万円台のエントリーモデルのSIMフリースマホの多くは5.0インチサイズを採用したコンパクトなモデルが多くなっていますが、本体の重量は160g前後のモデルが多くサイズの割には重いんです。
モデル | 重さ | サイズ |
---|---|---|
ZenFone Live 5インチ |
約120g | 約141.1×71.1×7.9mm |
HUAWEI nova 5インチ |
約146g | 約141.2×69.1×7.1mm |
Priori 4 5インチ |
約167g | 約144.8×71.5×9.5mm |
GRAND X LTE 5.0インチ |
約167.5g | 約153.5×74.2×6.98mm |
iPhone SE 4.0インチ |
約113g | 約123.8×58.6×7.6mm |
iPhone 6s 4.7インチ |
約143g | 約138.3×67.1×7.1mm |
ZenFone 3 5.2インチ |
約144g | 約146.87 x 73.98 x 7.69mm |
コンパクトサイズながら高スペックで人気の5.0インチのミドルレンジモデル「HUAWEI nova」と同サイズながら20g以上も軽く、4.0インチのiPhone SEとあまり変わらないほどの軽量モデルになっています。
手の小さい女性や子供には扱いやすいサイズで長時間の使用でも疲れにくいモデルです。
自撮りもキレイな美人エフェクト
ライブストリーミングの際にはとても威力を発揮するフロントカメラの「美人エフェクト」機能は、自撮りの際にも効果的です。
自撮りの際に美人エフェクトを利用することでエフェクトの効果を確認しながらの撮影が可能で、肌の調整や目力を強くしたりといった事がデジタルメイクアップをしているように簡単にできます。
スマホ初心者や子供にも安心な「簡単モード」「キッズモード」搭載
「ZenFone Live」の使用が想定されるSIMフリースマホが初めての方や子供でも使いやすいように「簡単モード」「キッズモード」が搭載されています。
子供やシニアの方へのプレゼントとしても最適です。
ZenFone Liveの取り扱いがあるMVNO・格安SIM
au VoLTEに対応しているのでドコモ、auのマルチキャリア対応のmineo(マイネオ)、IIJmioとBIGLOBEでZenFone Liveを取り扱っていますが、一括払いの場合はIIJmioが1番安くお得になっています。
BIGLOBE SIM(ビッグローブ)
分割払い | 820円×24回 |
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- 公式サイト
- BIGLOBE SIM(ビッグローブ)
mineo(マイネオ)
一括払い | 18,000円 |
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分割払い | 750円×24回 |
- 公式サイト
- mineo
IIJmio
一括払い | 16,800円 |
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分割払い | 750円×24回 |
- 公式サイト
- IIJmio
まとめ
エントリーモデルの「ZenFone Live」ですが価格的にはHUAWEIのミドルエンドモデルのnova liteと同程度になっているので、そこまでコスパは高くありません。
ただし、スペック以上の魅力としてライブストリーミングに特化したカメラの機能に加え、コンパクトサイズで超軽量モデルという特徴があります。
これらの特徴を必要とする方は十分に検討する余地はあると思います。