世界のスマホ市場で着々と存在感を増して、2016年現在で世界第3位の売り上げを誇る「Huawei」。
日本でもフラッグシップモデル「P9」と廉価版モデル「P9 lite」が人気を得ていて、多くのMVNOサービス(格安SIM事業者)も取り扱っています。
格安スマホ界で主役級の存在感を示している「P9」シリーズと比較するとそれほど知名度は高くないですが、「Huawei」から「Honor 8」と言うモデルも発売されています。
「Honor 8」は、日本では楽天モバイルの独占販売になるので、一般的な知名度が下がるのは当然かもしれません。
ただ、この「Honor 8」が高スペックのモデルにもかかわらずコスパが抜群にいいんです。
共に格安スマホで絶大な人気の「Huawei P9」「ZenFone 3」とのスペックの比較
Huawei Honor 8 | Huawei P9 | ZenFone 3 (ZE520KL) |
|
---|---|---|---|
OS | Android 6.0 | Android 6.0 | Android 6.0 |
CPU | Kirin 950 (4×2.3GHz + 4×1.8GHz) オクタコア |
Kirin 955 (4×2.5GHz + 4 x1.8GHz) オクタコア |
Snapdragon 625(2.0GHz) オクタコア |
RAM | 4GB LPDDR4 | 3GB | 3GB/4GB LPDDR3 |
ストレージ | eMMC 32GB | 32GB | eMCP 32GB/64GB |
画面サイズ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.2インチ |
画面解像度 | 1920×1080(フルHD) IPS液晶 Gorilla Glass3 |
1920×1080(フルHD) IPS液晶 Gorilla Glass3 |
1920×1080(フルHD) IPS液晶 Gorilla Glass3 |
外部メモリ | microSD(最大128GB) | microSD(最大128GB) | microSD(最大2TB) |
背面カメラ | 1200万画素×2 デュアルレンズ(F2.2/AF) |
1200万画素×2 デュアルレンズ(F2.2/AF) |
1600万画素 (F2.0/レーザーAF) |
前面カメラ | 800万画素(F2.4) | 800万画素(F2.4) | 800万画素(F2.0) |
動画撮影 | 1080p@60fps | 1080p@60fps | 4K動画 |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
145.5×71×7.45mm | 145×70.9×6.95mm | 146.87×73.98×7.69mm |
重さ | 153g | 144g | 144g |
バッテリー | 3000mAh | 3000mAh | 2650mAh |
Bluetooth | v4.2 with BLE | v4.2 with BLE | v4.2 |
SIMカード | Nano SIM | Nano SIM | Dual SIM(Micro SIM/Nano SIM, DSDS対応) |
LTE(4G)バンド | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20 ドコモLTEバンドに対応 |
B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28 ドコモLTEバンドに対応 |
TW/JP/HK/PH/SG Version B1/2/3/5/7/8/18/19/26/28 ドコモLTEバンドに対応 |
WCDMA(3G)バンド | B1/2/4/5/6/8/19 FOMAプラスエリアに対応 |
B1/2/4/5/6/8/19 FOMAプラスエリアに対応 |
TW/JP/HK/PH/SG Version B1/2/5/6/8/19 FOMAプラスエリアに対応 |
Antutu 6.2.1スコア | 約9万2000 | 約9万6000 | 約6万2000 |
入力端子 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
カラー | サファイアブルー/ サンライズゴールド/ パールホワイト |
ミスティックシルバー/ チタニウムグレー/ レッド/ブルー |
ムーンライトホワイト/ シマーゴールド/ アクアブルー/ サファイアブラック |
Huaweiのフラッグシップモデルである「P9」にも引けを取らない高スペックモデルであることがわかります。
CPUでは「P9」より1ランク下のチップを使用していますが、Antutuベンチマークスコア(総合性能)でもわかるように、ほぼ同等のスコアです。おそらく使用していてその違いを感じることはないレベルと思います。
最大の特徴は、背景ぼかし写真が簡単に撮影出来るデュアルレンズカメラ
何と言っても「Honor 8」の最大の魅力はデュアルレンズを搭載したカメラかと思います。
「P9」に搭載されているドイツの老舗カメラブランドライカと共同開発されたレンズは搭載されていませんが、同等の技術を採用したレンズが搭載されています。
2つのセンサーを搭載し、カラーセンサーが豊かな色彩情報を、モノクロセンサーの陰影・輪郭を豊かに表現することによってシングルレンズでは表現できない写真の撮ることができます。
また、デュアルレンズカメラの最大の特徴と言ってもいい、背景ぼかし機能(ワイドアパチャー効果)も利用できるので、一眼レフで撮った様な写真がスマホで簡単に再現できます。
カメラ好きには最高の機能ですが、今までカメラにあまり興味がなっかた人が写真を撮ることが楽しみになる要素も備えています。
デザインは「ZenFone 3」に似た高級感あるガラスボディー
デザインはフラッグシップモデルである「P9」がメタルユニボディであるに対して、「Honor 8」はガラスボディを採用しています。
デザイン的にはガラスボディを採用している「ZenFone 3」に似た雰囲気になっていて、「Honor 8」も所有感をしっかり満たしてくれる高級感のあるデザインに仕上がっています。
さらに、「P9」同様に「ZenFone 3」と大きく違うデザインとして、カメラの突起部分がないフラットデザインです。
iPhone6からカメラの突起があるデザインになって酷評されましたが、新モデルiPhone7でも改善はされていません。
そのことを考えると、「Honor 8」のデザインはとてもエレガントで洗練された印象を与えてくれます。
まとめ:デュアルレンズ搭載のコスパ抜群スマホ「Honor 8」
スペック的にはハイエンドモデルにも引けを取らないにもかかわらず、価格はミドルハイエンドに収まっています。
ミドルハイエンドのスマホは、各ブランドがしのぎを削ってるレンジなので、種類も豊富にありますが、「Honor 8」ほどのスペックを備えているモデルは他にありません。
まさに、限りなくハイエンドモデルなミドルハイエンドモデルと言ったところでしょうか(もはやハイエンド)。
- 「格安スマホに乗り換えを検討してるけど、スペックが心配」
- 「できるだけ高スペックで格安なスマホを探している」
と思っている方に是非お勧めしたい格安スマホなので、是非検討してみてください。
尚、日本では楽天モバイル専用モデルとなるため、楽天モバイルオンラインページで確認ください。
もしくは、楽天市場でも購入できます。少し割高になりますが、Amazonにて並行輸入品グローバルモデルのデュアルSIMモデルも発売されていますので気になる方はどうぞ!
コメントを残す