僕が初めてセブに降り立ったのは2011年で、その頃はフィリピン人がジョリビー(フィリピンの大手ファストフード)に行くのはお祝いの時や特別な時で、高いお店と認識されていて、連れて行ってあげるとすごく喜ばれるって話は、いろんな人がこぞって言ってました。
それから4年の月日が流れ、セブの物価も上昇していく中で、給料だけが上がらないわけはないですよね。
当時と比べると円対ペソの為替も大きく変わりました。
2011年 1000円⇒500ペソ
2015年 1000円⇒384ペソ
これだけ変わってくると円に換算して考えると、物価も給料も上がってるは言うまでもないんですが、ペソで考えてもかなり上がってます。
今現在どこのジョリービーもフィリピン人で満載です。
そこで我が社の同僚に聞いてきました。
セブのフィリピン人の給料
大卒のフィリピン人の最低給料
法律で大卒以上のフィリピン人の最低給料は9000ペソとなってます。
これが高卒以下になると7000ペソぐらいが相場になるようです。
僕の家の近くのカレンデリア(ローカルレストラン)で働いてる18歳の男の子は、住み込みで3食飯付きで朝から夜も遅くまで働いて、3000ペソしかもらってませんでした。
まだまだこういった低所得の人たちも大勢います。
SM、アヤラなどモールのセールススタッフ
10,000~15,000ペソ
IT企業
開発者:17,000~20,000ペソ
その他:15,000~18,000ペソ
語学学校の教師
クラスを持っている数などで、歩合が付く学校など様々なので、人によってだいぶ違ってきます。
平均して12,000~15,000ペソ
公立高校の教師
18,000~22,000ペソ
コールセンター業務
19,000~24,000ペソ
警備員
8,000~10,000ペソ
番外
ここは、僕の友達が働いてた時の給料を本人に聞いたものです。
ランドリーショップ
・200ペソ/日
正直これだと確実にその日暮らしで、貯金なんて夢のまた夢ですね。
でも実際、最低賃金にも満たない金額で働いてる人はたくさんいると思います。
夜のお仕事
・基本給350ペソ/日 + ドリンク歩合60ペソ/杯
水商売をしてる子は、基本的に貧しい家庭の子が多く、親に仕送りしてる子が大半です。
でも基本給は、最低賃金と変わらないので、お客さんにドリンクをおごってもらわないと全然稼げないので、女の子たちは必死にドリンクをおごってもらおうとしてるんですよ。
まとめ
いかががったでしょうか?
これはセブの平均で、マニラだともっと給料の水準は高くなっているようです。
かなりざっくりとまとめてみましたが、セブのフィリピン人の今の、リアルな生活が少しは垣間見れたんではないでしょうか。
僕の感覚だと4年前と比べて平均2,000~3,000ペソほど上がってる感じでしょうか。
とはいえまだまだ、日本人やその他先進諸国の給料水準と比べると低いことは否めないです。
ITの技術者や公立学校のなどの資格や特殊な技術を持っている人は、やはり給料も高くなっているようです。
これから10年、20年後フィリピンがどのように成長していくか楽しみですね。
下記のサイトに詳しく紹介されています。
参考 フィリピンセブ島の職業別給料リスト!アルバイトから会社員までの平均収入調べ俺のセブ留学
コメントを残す