イオンモバイルは、以前からbmobileやIIJmioなどのMVNO(格安SIM)のSIMカードと端末をセットにした販売を行っていましたが、今回大幅なリニューアルで自らMVNO事業者になり、2月26日よりサービスを開始します。
発表された料金プランは29にも及び、幅広い層に支持される設定になっています。
イオンモバイル料金表 全29プラン
高速データ通信容量 | データSIMプラン | 音声SIMプラン | シェア通話SIMプラン |
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0.5GB | なし | 1,130円 | なし |
1GB | 480円 | 1,280円 | なし |
2GB | 780円 | 1,380円 | なし |
4GB | 980円 | 1,580円 | 1,780円 |
6GB | 1,480円 | 1,980円 | 2,280円 |
8GB | 1,980円 | 2,680円 | 2,980円 |
12GB | 2,680円 | 3,280円 | 3,580円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 5,280円 |
30GB | 5,380円 | 6,080円 | 7,280円 |
40GB | 7,480円 | 7,980円 | 8,280円 |
50GB | 10,300円 | 10,800円 | 11,100円 |
0.5GBから50GBまでの豊富なプランから選択できるので、自分に合ったプランを細かく選ぶことができるのはうれしいいところです。
データプランに月額140円のオプションで、SMS機能が追加できます。
業界最安値級のDMMモバイルとの価格比較
高速データ通信容量 | イオンモバイル (通話SIM/データ通信SIM) |
DMMモバイル (通話SIM/データ通信SIM) |
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1GB | 1,280円/480円 | 1,260円/4,80円 |
2GB | 1,380円/780円 | 1,380円/770円 |
4GB | 1,580円/980円 | なし |
5GB | なし | 1,910円/1,210円 |
6GB | 1,980円/1,480円 | なし |
8GB | 2,680円/1,980円 | 2,680円/1,980円 |
10GB | なし | 2,890円/2,190円 |
12GB | 3,280円/2,680円 | なし |
15GB | なし | 3,980円/3,280円 |
20GB | 4,680円/3,980円 | 4,680円/3,980円 |
業界最安値を謳い文句に、シェアを拡大して人気のあるDMMモバイルとほぼ同じ価格設定になっています。
イオンモバイルの特徴でもある幅広いプランの中で、大容量の20GB通話SIMプランではDMMモバイルより1,000円も安くなっているのでかなりお得になります。
DMMモバイルの料金値下げによりイオンモバイル、DMMモバイルともに20GBプランは同一料金になりました。
30GB・50GBの大容量プランは、さらに割安感が増すので、大容量プランを検討するのであれば、イオンモバイルはかなりオススメのMVNOサービス(格安SIM)になります。
DMMモバイルは、MVNO他社が価格の改定で安くなれば、追随して業界最安値を維持すると言っているので、今後の動きにも注目です。
イオンモバイル基本仕様
初期契約手数料 | 3,000円 |
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通信速度 | 高速通信:下り最大375Mbps 上り最大50Mbps 低速通信:最大200kbps |
通信規制対象のデータ量 | 最大200kbps(低速通信)で通信時の3日あたりの通信量が366MBを超えた場合、当該SIMカードを使った通信の速度を制限する場合がある |
通話料金 | 国内:20円/30秒 |
ユニバーサルサービス料 | 3円/月 1回線 |
回線契約上限数 | 音声プラン5回線/データプラン5回線 |
イオンモバイルの特徴
豊富なプランやオプションが魅力のイオンモバイルの特徴をまとめていきます。
通話プラン契約でも最低利用期間なし
イオンモバイルは、データSIMプランはもちろん通話SIMプランにも最低利用期間がないので、より気軽に利用することができます。
MVNO各社は、データ通信のみのSIMの契約では最低利用期間を設定していないところがほとんどですが、通話付きSIMプランになると、通常は6ヶ月〜12ヶ月の最低利用期間が設定されています。
楽天モバイル、DMM mobileなどは通話付きプランの契約では、12ヶ月の最低利用期間があり、12ヶ月以内に解約すると解約金が発生します。
もし気に入らなかった場合に自分のタイミングでいつでも解約できるのは大きなメリットです。
イオンモバイルがサービス全般に自信があるの証ですね。
実店舗にてサポート
全国213店舗のイオン店舗にて、故障やトラブルなどの際に、サポートを受けることができます。
MVNO(格安SIM)の弱点は、実店舗が圧倒的に少ない点です。何かトラブルがあった時に不安があるので、MVNOの契約を迷っている人も多いと思います。
実際に店舗に行って相談ができる環境は初心者の方にとっても魅力的です。
- 公式サイト
- イオンモバイル
豊富な種類のスマホを用途に合わせて購入できる
イオンモバイルは、MVNO(格安SIM)の中でも豊富にスマホを取り揃えているので、自分にあったスマホが探しやすいのも魅力です。
SIM + 端末、SIMのみ、端末のみの3種類から自分の好きな購入方法が選べます。
その中でもオススメのスマホをピックアップします。
HUAWEI Mate 9
HUAWEIの新たなフラッグシップモデルとして、2016年12月に発売されたハイエンドスマホ。
第2世代のライカ製デュアルレンズを搭載したカメラやDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応した、現時点では最高クラスのスペックがありながら、価格は6万円台に抑えたお手頃なハイエンドスマホです。
詳しくは下記の記事をどうぞ▼
ASUS ZenFone 3
日本でも絶大な人気を誇る、格安スマホの代名詞的な存在でもある「ZenFone 3」。
恐らく、8割以上のスマホユーザーには十分なスペックが有り、デザインも高級感がある安定感抜群のスマホです。
筆者も使用していますが、使用感も抜群で何の不満もありません。
それでいて価格は3万円台なのでコスパは高いです。
詳しくは下記の記事をどうぞ▼
日本版
台湾版(海外版)
- 公式サイト
- ASUS公式オンラインショップ
台湾版は、日本版よりも1万円ほど安く購入できますが、auのSIMでは使用できない事と技適マークがない事には注意してください。その他のスペックは共通です。
HUAWEI P9 lite
HUAWEIのフラッグシップモデルである「P9」の廉価版モデルです。
価格が2万5000円程度とコスパは抜群で、スペックにおいてもミドルエンドの中では高いです。
3Dゲームなど負荷の高い使用をしない方であれば問題なく快適に使用できるので、安くSIMフリースマホが欲しい方には最適なスマホです。
詳しくは下記の記事をどうぞ▼
- 公式サイト
- イオンモバイル
便利なオプションサービス
イオンモバイルは格安スマホ初心者の方も安心して利用できるオプションを豊富に用意しています。
イオンスマホ安心保証
自然故障から水没・落下などの物損保証にも対応したサービスで、契約時から14日以内の加入が必要です。
月々で考えるとわずかな価格で、大事なスマホを保証してくれるので心配な人は加入しておくといいと思います。
特に、ハイエンドのスマホを契約する方は加入しても損はないかと。
月額料金 | 350円 or 450円(端末によって異なる) |
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イオンスマホ電話サポート
スマホの操作に慣れていない方で、設定やアプリなど分からない事があればいつでも電話サポートが受けられます。
「操作サポート」「遠隔サポート」「出張サポート」と手厚いサポートを受けられるので、自信のない人方は加入しておくと安心です。
月額料金 | 300円 |
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イオンスマホセキュリティー
独自のセキュリティーシステムで、ウイルスなどの侵入を防ぎます。
リアルタイムでのウイルススキャンや端末に溜まった不要なファイルなどを一括でクリアできる機能があります。
また、使用パケット量を簡単に確認もできます。
主に、MVNO初心者の方や操作に自信のない人向けのサービスと言えます。
月額料金 | 150円 |
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イオンスマホ安心パック
上記の「安心保証」+「電話サポート」+「セキュリティー」をセットにして割安にしたのが「安心パック」です。
基本的には、スマホの操作に慣れてない方やMVNO(格安SIM)が初めてで不安な方を対象にしたサービスなので、ドコモ、ソフトバンクなどの大手通信会社並みの安心を付属するサービスだと思っていただければ。
月額 | 600円 or 700円(端末により異なる) |
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イオンでんわ
イオンモバイル公式アプリの「イオンでんわ」をダウンロードして通話の際に「イオンでんわ」アプリを利用して通話することで、通常20円/30秒の国内通話料金が半額の10円/30秒になるサービスです。
登録などの必要はなく、アプリをダウンロードするだけで利用出来るのでイオンモバイルを契約の際には必ずダウンロードしましょう。
「イオンでんわ」アプリからの通話はご利用の電話番号がそのまま利用できます。
イオンでんわ5分かけ放題
公式アプリ「イオンでんわ」からの5分以内の国内通話が回数無制限で無料になるオプション。
一回の通話が5分を超えた場合は、10円/30秒の通話料が別途必要になります。
国際電話は5分かけ放題の対象外です。
月額料金 | 850円 |
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050かけ放題
050から始まるIP電話の通話がかけ放題のサービス。
データ通信専用SIMのみで利用できる上に050から始まる電話番号がもらえるので、月額料金を抑えながら通話料金も気にせず使用したい人に向いてるサービスです。
IP電話はインターネット回線を利用したサービスになるので一般のでんわ回線の通話に比べると品質は劣りますが、十分にストレスなく通話できます。
インターネット回線を利用しているのでWi-Fi環境でも利用できます。20Kbps程度の通信速度で通話ができるため、速度制限がかかった状態でも通話可能です。
月額料金 | 1,500円(加入時に事務手数料1,000円が必要) |
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子どもパック
子どもがスマホを安全に使用できるアプリ、人気の学習アプリを合計11本セットにしたお得なパック。
安全アプリ |
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学習アプリ |
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スマート留守電
通常の留守番電話サービスの利用もでき、専用アプリ内での管理やテキストでの表示もできる高機能な留守番電話サービスです。
月額料金 | 290円 |
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ビデオマーケット プレミアムコース
作品数が1番多いポイント制の動画レンタル配信サービス。
特典として、30日間のお試し期間と登録時に2,000円の動画視聴ポイントがもらえます。
月額料金 | 500円 |
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SMSオプション
データ通信SIMには電話番号が貸与されないため、電話番号を利用したSMSメッセージの利用もできません。
LINEやViberなどのメッセージングアプリを登録する際にSMS経由で認証番号が送られてくるため、それらのアプリを利用する予定の方は加入しておきましょう。
通話SIMを契約の場合は必要ありません。
月額料金 | 140円 |
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割り込み電話着信
ドコモなどの大手通信会社では標準的なサービスのキャッチホンサービス。
仕事などで電話をよく使う人向けのサービスです。
月額 | 200円 |
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データ容量追加
データ通信を使いすぎてしまって足りなくなった月でも、1GBからデータ容量を追加できるので安心です。
データ通信SIMカード(タイプ2)は、最大6GB(6回)までしか追加が出来ません。
追加で購入したデータ容量は翌月への繰越は不可。
1GB | 480円/1回 |
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- 公式サイト
- イオンモバイル
その他の機能
MNPにも対応
他社からMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用して電話番号を変えずにイオンモバイルへの乗り換えができます。
他社へ電話番号を変えずに乗り換える場合には、180日以内で8,000円、それ以降で3,000円の転出手数料がかかるので注意してください。
余った高速通信容量は翌月に繰り越し可能
余った容量も翌月に繰り越せるので無駄なく利用できます。
ただ、繰り越せるのは翌月末までとなっています。
通信エリアの広いドコモ回線
ドコモ回線なので通信エリア、品質ともに安心できます。
また、SIMロックが掛かったドコモのスマホでも使用できます。
イオンモバイルキャンペーン情報
イオンモバイルのキャンペーン情報をまとめています。
※随時更新
SIMカード1円キャンペーン
通常は契約時に必要な初期費用3,000円が1円になるキャンペーンです。
キャンペーン期間 | 2017年2月18日〜2017年3月31日 |
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キャンペーン対象 | 新規またはMNPでイオンモバイルと契約した方 |
1周年記念キャンペーン
基本料金が最大1ヶ月無料になるキャンペーン。
毎月抽選で合計10,000名の当選者が1等から5等までの特典がもらえます。
キャンペーン期間 | 2017年2月18日〜2017年3月31日 |
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キャンペーン対象 | 3月末時点でイオンモバイル通信サービス契約者 |
キャンペーン特典 | 1等:基本料金1ヶ月無料 2等:基本料金1ヶ月50%OFF 3等:基本料金1ヶ月30%OFF 4等:基本料金1ヶ月20%OFF 5等:基本料金1ヶ月10%OFF |
イオンモバイルまとめ
ここ最近のMVNO業界はかなり激しい競争になっていて、新しい業者が次々に参入してきているので、これから益々いいサービスになっていくんじゃないかと思ってます。
その中でもイオンモバイルは、価格も最安値級で実店舗もあり、端末も豊富に取り揃えたインパクト強いMVNOサービスになっています。
MVNO初心者の方から他のMVNOサービスからの乗り換えにも非常にお勧めできるサービスになっています。
- 公式サイト
- イオンモバイル
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