photo:Praça dos Três Poderes tem dia de sensibilização no combate ao Aedes aegypti / agenciabrasilia
現在セブでは、にわかにデング熱が流行ってます。
蚊は水辺を好みますので、セブでは雨季にあたる6月から12月までが蚊も多くなり、デング熱に感染する人も増える傾向にありますが、最近では気象の変化などもあり、乾季でも感染者はいますので決して安心は出来ません。
デング熱はアジア、アフリカ、中南米などの熱帯・亜熱帯地域を中心とした感染症なので、日本ではあまり馴染みはないですが、日本でも海外渡航経験のない人の感染が報告されています。
日本の夏は、蚊が最も好む高温多湿の気候で蚊も多く発生するので、今後は日本国内でも蚊に刺されないような対策をして、デング熱の可能性を減らしたいものです。
蚊に刺されなければ「デング熱」になる可能性はありませんので。
デング熱とは
photo:Fever / joeseggiola
日本では、2014年に約70年ぶりにデング熱の感染者が報告されていますが、大多数の人が名前は聞いたことがあっても詳しい症状などは知らないと思います。
ここで簡単にデング熱についてまとめてみます。
蚊によって媒介する感染症
デングウイルスを持った「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」に刺されることによって人に感染します。
デングウイルスに感染した人を刺した蚊に刺されることで、感染することもあります。
飛行機を使って気軽に海外旅行に行けるようになった昨今では、デングウイルスを持った蚊が運ばれてくる可能性もあります。
潜伏期間は2日〜14日
大体は1週間以内に発症する人が多いようです。
旅行先でデングウイルスに感染して、日本に帰国してから発症するのが国内で報告されているデング熱感染者に多いようです。
また、感染しても自覚症状がなく発症しない人もいるみたいですね。
死亡率は1%以下
適切な治療を受けていれば、ほとんど死亡することはありませんが、ただの風邪だと思って病院で検査などを受けないでいると死亡率は15%ほどに跳ね上がります。
東南アジアなどから帰国後に体調が悪い場合、速やかに病院に受診しましょう。
初期症状は風邪と似ていて、高熱や激しい頭痛
突然の発熱から始まり、喉の痛み、咳や鼻水などの風邪の諸症状と変わらないため、デング熱だとは気付かずに1週間ほど酷い症状を我慢して、最後まで気付かずにデングウイルスが体内から排出され治ってしまう人も多いようです。
デングウイルスは4種類あり、免疫力など個人差もあるので、比較的軽度の人は「ちょっと酷い風邪」ぐらいで終わってしますかもしれません。
ただ、重度のデング熱では、38℃から40℃の高熱が突然現れ、耐え難い頭痛や関節に襲われるようです。
体験した人の話によると、まさに「生き地獄」だそうです。
ここまでの症状が出ると速やかに病院に行ってください。
最悪の場合、死亡の可能性があります。
尚、デング熱が発症した人は食欲が湧かず、多くの人は退院するときには数キロ痩せるようです。
発疹がではじめたら完治間近のサイン
発症から3日〜5日程で下熱がはじまり、体の中心から顔や手足にかけて発疹が出てきますが、これは完治が近いことを表していますので、もう少しの辛抱です。
デング熱は、発症から完治まで約1週間ほどです。
デング熱を防ぐには
photo:Intravenous II / twmlabs
デング熱には、有効な予防のためのワクチンや治療用の特効薬的なものはありません。
もう蚊に刺されないようにするしか防ぐ方法はないんです。
外出時はなるべく肌を出さないように、長袖の洋服をを着用する。
特に、朝と夕方に蚊が多く発生するので、その時間帯は気をつけたほうがいいでしょう。
ビールなどのアルコールを摂取してる場合も蚊が寄って来やすくなります。
部屋では蚊を寄せ付けないようにするため、蚊取り線香やベープなどを使用している人は多いと思いますが、もっと手軽で強力な効果のあるスプレーがあります。
フマキラー おすだけベープ
ワンプッシュで24時間の効果があり、280回も使えてコスパも抜群に高いです。
超小型のスプレータイプですので、持ち運びも便利で海外旅行の際にも気軽に持っていくことができます。
さらに、蚊以外のコバエやハエなどの害虫にも効果があり、即効性が高く効果も抜群です。
部屋に蚊などの害虫がいる状態で使用してみるとよくわかりますが、害虫がヨロヨロと弱っていくのがわかり、効果を実感できます。
「おすだけベープ」を使用すると、部屋に蚊などの害虫は寄ってこなくなるので本当に快適です。
蚊・デング熱対策まとめ
現時点では、デング熱を防ぐには「蚊に刺されないようにする」しか方法はありません。
セブには語学留学や旅行で訪れる日本人が数多くいるので、注意が必要です。
せっかくの留学や旅行が台無しになってしまうだけでなく、激しい苦痛にも耐えなければいけません。
完璧に防ぐのは、今の段階では難しいですが、ちょっとした気遣いで蚊に刺される可能性を限りなく低くすることは可能です。
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