格安スマホの「P9」シリーズ、「ZenFone 3」シリーズの販売が日本でも絶好調な、「HUAWEI」と「ASUS」の両社ですが、タブレット端末においても抜群のコスパとスペックのバランスで人気を集めています。
HUAWEI「MediaPad」シリーズとASUS「ZenPad」シリーズは、どちらもコスパの高いタブレットとして長く続くモデルになっています。
今回は、漫画などの書籍も読みやすく、持ち運びにも便利なサイズとして人気のある、8インチサイズタブレットのスペックなどを見ていきます。
「MediaPad T2 8.0 PRO」「ZenPad 3 8.0」のスペック比較
Huawei MediaPad T2 8.0 PRO (LTE/WiFiモデル) |
ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) |
|
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OS | Android 6.0 with EMUI4.0 | Android 6.0 with ZenUI3.0 |
CPU | Snapdragon 616(4xA53 1.5GHz + 4xA53 1.2GHz) オクタコア(8コア) |
Snapdragon 650(1.8GHz) ヘキサコア(6コア) |
RAM | 2GB | 4GB LPDDR3 |
ストレージ | 16GB | eMMC 32GB |
画面サイズ | 8.0インチ | 7.9インチ |
画面解像度 | 1920×1200(WUXGA) 縦横比 16:10 IPS液晶 |
2048×1536(QXGA) 縦横比 4:3 IPS液晶 Gorilla Glass3 |
外部メモリ | microSD(最大128GB) | microSD(最大128GB) |
背面カメラ | 800万画素(F2.0/AF) | 800万画素 |
前面カメラ | 200万画素(F2.4) | 200万画素 |
動画撮影 | 1080p | 1080p |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
209.3×123×8.1mm | 205.4×136.4×7.57mm |
重さ | 340g | 320g |
バッテリー | 4800mAh 待受:約400時間 |
4680mAh 待受:552時間(3G)/496時間(LTE) |
Bluetooth | v4.1 | v4.1 |
SIMカード | microSIM(LTEモデル) | microSIM |
LTE(4G) バンド |
B1/3/5/7/8/19/20/26/28/ 38/40/41 ドコモLTEバンドに対応 |
B1/3/5/7/18/20/26/28/38 /41 ドコモLTEバンドに対応 |
WCDMA(3G)バンド | B1/2/5/6/8/19 FOMAプラスエリアに対応(B6/19) |
B1/5/6/8 FOMAプラスエリアに対応(B6) |
Antutu v6 (総合性能) スコア |
約3万4000 | 約7万8000 |
入力ポート | microUSB | USB Type-C |
カラー | パールホワイト | ブラック |
スペックとしては、Antutuスコアの数値でも「ZenPad 3 8.0」が1ランク上といった感じです。
その分、価格も1万円以上高くなっているので、妥当な数値だとは思います。
細かいところでは、入力ポートに「ZenPad 3 8.0」が最新規格であるUSB Type-Cを採用しているのに対し、「MediaPad T2 8.0 PRO」は、コスト削減の為、現在の普及端子であるmicroUSBポートを採用しています。
HUAWEI MediaPad T2 8.0 PROの特徴
魅力的な抜群のコスパ
価格を最優先に考えるのではあれば、「MediaPad T2 8.0 PRO」以上に魅力的なタブレットは皆無かと思います。
WiFiモデルであれば2万円を切る価格は、OSにAndroid 6.0を搭載した最新の端末としては破格の安さです。
必要十分なスペック
ゲームなどの使用がメインのヘビーユザーの方には、少しスペックが弱いですが、ライトユーザーやネットサーフィン、読書などがメインのユーザーであれば十分なスペックを満たしています。
4800mAhのバッテリー容量も、8インチサイズであれば十分な容量がありますので、外出先でもバッテリーが無くなることも少くなりそうです。
価格を抑えつつも、ターゲットとなるユーザーが必要なスペックは満たされているので、使い勝手の良いモデルと言えます。
シンプルながら無駄のない機能的なデザイン
決して高級感のあるようなデザインではないですが、かといって安っぽさを感じるようなデザインでもなく、非常に価格を抑えつつも、デザインをおろそかにしない上手くまとめた、好感の持てるタブレットになっています。
価格を考えると十分満足できるデザインではないでしょうか。
ASUS ZenPad 3 8.0の特徴
1ランク上の体験を実現するスペック
Antutuベンチマークスコアが示すように、総合的な性能では「MediaPad T2 8.0 PRO」を圧倒しています。
Snapdragon 650を搭載したCPUは、ASUSのメインモデルスマホである「ZenFone 3」より1ランク上の性能になります。
そのことからも、ASUSが「ZenPad 3 8.0」をただの格安タブレット以上の端末にしようとしているのが伺えます。
2K解像度のディスプレー
タブレット端末として最高峰である2K解像度のディスプレー、さらにDTSのサウンド技術を搭載した、前面に配置されたデュアルフロントスピーカーにより迫力のあるサウンドと鮮明な映像を、動画や映画などで楽しめます。
ただの格安タブレットでは満足しない、ASUSのこれからの躍進を感じる仕様です。
プレミアム感漂う高級感あるデザイン
「ZenPad」シリーズで採用されている、背面のレザー調のデザインは新モデルでも継続して採用されており、前モデルよりも高級感が増した雰囲気になっています。
そして、Zenシリーズの象徴とも言える同心円のデザインもパワーボタン・ボリュームボタンにしっかりとデザインされています。
低価格ながらスペック・デザインともに高レベルに落とし込んでいるプレミアムでいて、コスパに優れたタブレットです。
まとめ
各モデルの特徴
MediaPad T2 8.0 PRO
- 抜群の低価格
- 3Dなどの重いゲームには向かない
- スペック価格のバランスは群を抜いている
ZenPad 3 8.0
- 価格を抑えた高スペックモデル
- 高級感あるデザイン
- 2K解像度のディスプレー
以上のことから簡単にまとめると、
「MediaPad T2 8.0 PRO」は、少しでも価格を抑えたいが、最新のOSでスペックにもあまり妥協はしたくない人。
「ZenPad 3 8.0」は、価格は抑えたいけれど、スペックやデザインにもハイエンド並みを求める欲張りな人。
分かりやすいかはわかりませんが、参考にして頂ければ!
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