次世代アクションカム”Nikon KeyMission 360″と”GoPro Hero5″スペックをガチ比較

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カメラブランドとして日本のみならず、世界的な一流ブランドであるNikonから、意外にも同社初となるアクションカム「KeyMission 360」が10月28日で発売されます。

一眼レフカメラやコンパクトデジカメの分野では、世界でも多くのシェアを誇るNikonのアクションカムには期待が膨らみます。

そのスペックは、アクションカムの代名詞とも言える「GoPro」の牙城を崩すような、まさに未来的なスペックを備えたモデルになっています。

アクションカムの代名詞「GoPro」の最新機として10月8日に発売されるGoPro HERO5と比較してみました。

「KeyMission 360」と「HERO5」のスペック比較

ここでは「KeyMission 360」の下位モデルにあたる「KeyMission 170」と「HERO 5 Session」のスペックも比較してみます。

  KeyMission
360
KeyMission 170 GoPro HERO5 Black GoPro HERO5 Session
画素数  2389万画素  829万画素  1200万画素  1000万画素
動画撮影  4K UHD 24P  4K UHD 30P  4K 30fps 4K 30fps
画角 360°   170° 超広角 超広角
本体防水  30m(IPX8)60分間  10m(IPX8)60分間  10m  10m
ポート micro-USB/
マイクロHDMI
micro-USB USB Type-C/
マイクロHDMI
USB Type-C

カメラ画素数では「KeyMission 360」が圧倒的なスペックで、カメラブランドとして他のモデルとの差は歴然です。

また、本体のみでの防水性能も30mとアウトドアでのハードなシチュエーションにも耐えられるタフな作りになっています。

「KeyMission 360」の特長

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360°全方位の撮影が可能

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カメラを中心にして垂直方向・水平方向の360°全ての方向に対しての撮影が可能で、頭上や背後などの自分では見えていない視点までも撮影することができます。

撮影した画像はカメラ内で合成処理をして、キレイな360°の映像として保存してくれます。

また、対応のヘッドマウントディスプレーを装着時に、ジャイロ機能に対応したスマートフォンで再生することで、視点を上下左右の全方向に動かすこともできます。

今までにない映像を撮影することができるので、撮影した映像を見るのが楽しみですね。

多彩な撮影モード

カメラの設定を変更することができるSnapBridge 360/170アプリでは、撮影した動画を早送り動画として録画できる「スーパーラプス動画」。

設定した時間まで動画を記録すると、記録した動画を先頭から消去しながら新しい動画の録画を続ける「ループ動画」。

静止画を一定間隔で自動撮影し、時間の経過による被写体の変化を早送り動画として録画する「タイムラプス動画」など様々なアドベンチャーシーンで活用できるモードが用意されています。

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別売りになりますが、遠隔操作で動画の撮影や電源のON/OFFなどが行える便利なリモコン。

サーフィンなどではとても有効活用できそうです。

また、リモコン本体は深水1mに30分間(IPX7)浸しても大丈夫な防水性能があります。

リモコンの他にも「サーフボード用マウント」や「ヘルメットマウント」など豊富なマウントアクセサリーが用意されています。

その他の主な仕様

サイズ 約65.7×60.6×61.1mm(レンズプロテクター含む)
重量 約198g(レンズプロテクター、電池、メモリーカード含む)
撮影可能時間(静止画) 約230コマ
連続撮影可能時間(動画) 約1時間10分
充電時間 約2時間20分
シャッタースピード 1/8000~1秒
セルフタイマー 10秒・2秒
F値 f/2
無線通信 Wi-Fi / Bluetooth4.1

付属品

  • レンズプロテクター AA-14A(2個)
  • 水中用レンズプロテクター AA-15A(2個)
  • Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12
  • 本体充電ACアダプター EH-73P
  • USBケーブル UC-E21
  • シリコンジャケット CF-AA1 BK
  • ベースアダプター AA-1A
  • ベースマウント(平面)AA-2
  • ベースマウント(曲面)AA-3

「GoPro HERO5 Black」の特長

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直感的な操作が可能な音声コントロール

スマホなどでは当たり前の機能である音声による操作が可能になりました。

7カ国の言語が使用可能となっており、日本語もサポートされています。

アクションカムを使用するシーンでは、両手がふさがれてしまう事は珍しくありません。

音声コントールによって、最高の瞬間をアクティビティを止める事なく撮影する事ができる上に、無駄なバッテリーの消費なども抑える事ができ、計り知れないメリットがあります。

パソコンいらず。GoProのみで完結

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本体いっぱいに広がった2インチのタッチディスプレイが搭載されている「GoPro HERO5 Black」では、撮ったその場で写真を確認する事はもちろんのこと、カメラモードなど設定の変更から映像のトリミングまで本体のみで完結できてしまいます。

シンプルなインターフェイスは、操作に慣れていない人でも直感的に操作できるのが魅力です。

GoPro Plusで自動的にクラウドへ保存

GoProをクラウドに接続すると、自動的にクラウドサービスのGoPro Plusに写真や動画をアップロードしてくれる便利なサービスが開始されました。

ただ、残念ながら有料で月額4.99ドルです。無料だったら言うことないんですが。

でも便利なことに変わりはなく、専用のアプリを使ってクラウド上の写真や動画データを気軽にスマホから確認できたり、ダウンロードできたりするのは大きな魅力ですね。

その他主な仕様

  • GPS
  • 露出コントロール
  • ステレオ音声
  • RAW + WDR 写真

付属品

  • HERO5 Black カメラ
  • The Frame (HERO5 Black)
  • 充電式バッテリー (HERO5 Black)
  • 粘着性ベース マウント (曲面)
  • 粘着性ベース マウント (平面)
  • マウント用バックル
  • USB-C ケーブル

まとめ

純粋なカメラとしてのスペックでは「KeyMission 360」のスペックには目をみはるものがあります。

画素数においては一眼レフカメラと比べても遜色なく、アクションカムの中では間違いなく最上級クラスです。

他のアクションカムとの決定的な違いでもある360°全方向撮影やアクションカムとしてのタフなども非常に高い仕上がりになっています。

「HERO5 Black」はカメラスペックでは劣りますが、新しく追加された「音声アシスタント機能」は、数字には出ないアップデートですが、想像以上のインパクトや利便性を高めてくれることになりそうです。

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