子どもや2台目用スマホに便利!1万円のSIMフリースマホ「Alcatel PIXI 4」実力はいかに!

出典:TCLコミュニケーション

TCLコミュニケーションはフランスのスマホブランドAlcatel(アルカテル)からSIMフリースマホ「Alcatel PIXI 4」を2017年3月24日より全国の家電量販店、オンラインショップ、MVNO(格安SIM)にて取り扱いを開始すると発表しました。

スペックはメモリが1GB RAM、ストレージが8GB ROMと最近の日本で発売されているSIMフリースマートフォンの中でもとりわけロースペックなモデルになりますが、本体価格がわずか1万円ポッキリと日本で発売されているSIMフリースマホの中では最安値級の安さが魅力です。

SNSやメッセージアプリの使用が中心の子どもや高齢者へのスマホとして需要がありそうなスマートフォンです。

Alcatel PIXI 4の基本スペック比較

出典:TCLコミュニケーション

日本でも発売が開始されているフランス発のベンチャースマホメーカーのエントリー機「Wiko Tommy」とスペックを比較します。

Wiko Tommy」も15,000円程度で買える激安エントリースマホとして注目されています。

項目 Alcatel PIXI 4 Wiko Tommy
OS Android 6.0 Android 6.0
CPU MTK6735M(4×1.0GHz)
クアッドコア(4コア)
Snapdragon210(1.3GHz×4)
(MSM 8909+)
クアッドコア(4コア)
メモリ 1GB 2GB
ストレージ 8GB 16GB
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
140.7×72.5×9.5mm 約145.9×71.5×8.9mm
重量 約169g 約165g
画面サイズ 5.0インチ 5.0インチ
画面解像度 854×480(FWVGA) TFTカラー液晶 1280×720(HD) IPS液晶
バッテリー容量 2000mAh
3G連続待受時間:約441時間
3G連続使用時間:約11時間
LTE連続待受時間:約196時間
2500mAh
3G連続待受時間:約430時間
3G連続待受時間:約15時間
LTE連続待受時間:約270時間
外部メモリ MicroSDカード(最大32GB) MicroSDHC(最大64GB)
SIMカード デュアルSIM(microSIM×2)
(LTE/2G)
DSDSには非対応
デュアルSIM(microSIM×2)
DSDSには非対応
背面カメラ 500万画素
(ソフトウェアで800万画素に対応)
フラッシュ,HDR, パノラマ
カメラやビデオズーム
写真編集, 顔検出
写真ライブフィルター
ジオタグ, ビデオの安定化
800万画素
ノーマル, Facebeauty
HDR, スマイルショット
タッチショット
ディスプレイフラッシュ
写真の編集
前面カメラ 200万画素
(ソフトウェアで500万画素に対応)
500万画素
センサー ・GPS(A-GPS)
・ETWS
・加速度センサ
・近接センサ
・電子コンパス
・GPS(A-GPS)
・加速度センサー
・光センサー
・近接センサー
・磁気センサー
・ジャイロスコープ
・デュアルマイク
指紋認証 × ×
Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n
(2.4GHz)
Wi-Fi テザリング
Wi-Fi ダイレクト
IEEE802.11 b/g/n
(2.4GHz)
 Bluetooth v4.0 v4.1
カラー ・ダークグレー
・メタリックシルバー
・トゥルーブラック
・フレッシュレッド
・ブリーン
・クールグレイ
・サンイエロー
・ホットピンク
LTE対応バンド FDD-LTE:B1/3/19
TDD-LTE:B38/40
ドコモLTEバンドに対応

FDD-LTE:
B1/3/8/18/19
ドコモLTEバンドに対応
au VoLTE対応
3G(W-CDMA) B1/5/6/8/19
ドコモ3Gバンドに対応
B1/19
ドコモ3Gバンドに対応
大手キャリアLTEバンド docomo:1/3/19/28
au:1/18/26/28
ソフトバンク:1/3/8/28
docomo:1/3/19/28
au:1/18/26/28
ソフトバンク:1/3/8/28
入力ポート microUSB microUSB
AnTuTuスコア
(総合性能)
約23,000
ZenFone 3:約62,000
ZenFone 3 Laser:約44,000
その他の機能 ハンズフリー, FMラジオ
1本指ズーム, HDボイス
パワーセーブモード
デュアルマイクノイズミュート
ポラロイドカメラ
ステレオFMラジオ 
発売時期 2017年3月 2017年2月

両モデルともに5.0インチサイズの画面で重さ、本体サイズとも同程度になっています。

大きく異なる点としてはメモリ、ストレージ、画面解像度あたりになります。

メモリが1GBしかないため、複数のアプリを同時に使用するマルチタスクはあまり期待はできません。

ストレージも8GBとスマホでは最小クラスで、複数のアプリをダウンロードするとすぐにストレージの容量が一杯になってしまうので、外部メモリmicroSDカード(最大32GB)の利用が現実的でしょう。

周波数帯はLTE/3Gバンド共に、docomoの主要バンドに対応しているためdocomo系のMVNO(格安SIM)での利用には問題なさそうです

Alcatel PIXI 4の特徴

Arkamys(アルカミス)社のオーディオ最適化技術を採用

出典:TCLコミュニケーション

Arkamys(アルカミス)社のオーディオ最適化技術を採用しており、低音域の強化やブースト、音量の底上げなど自分好みの音質にアレンジできます。

Arkamysでは高音量時でも音割れを最小限に抑える技術が採用されているため、スピーカーが小さいスマホでも動画の視聴や音楽を高音質で楽しめる設計になっています。

写真のカスタマイズが楽しめるポラロイド写真編集ツール

出典:TCLコミュニケーション

プリインストールされているポラロイド写真編集ツールでフィルター、コラージュ、文字などで写真の自分好みにアレンジできます。

最安値級の本体価格

やはり最大の魅力は本体価格1万円(税抜)のコストパフォーマンス。

とにかく安い格安スマホを探している方やサブのスマホとしてメインで使っているスマホの故障や紛失時の予備のスマートフォンとしても利用価値のある端末です。

操作のしやすいコンパクトサイズ

出典:TCLコミュニケーション

日本で圧倒的なシェアがあるiPhone 7の画面サイズ4.7インチより少し大きい5.0インチのサイズは、iPhoneを利用している方も違和感なく移行出来るコンパクトサイズです。

女性や手の小さい子どもでも比較的片手で扱いやすいサイズ感になっているので、検討されてみてください。

Alcatel PIXI 4の取り扱いがあるMVNO(格安SIM)

PIXI 4を格安SIMとセットで購入できるMVNOをまとめていきます。

イオンモバイル

端末価格
一括価格 10,000円
分割払い 450円(税込)×24回

イオンモバイル料金プラン

高速データ通信容量 データSIMプラン 音声SIMプラン シェア通話SIMプラン
0.5GB なし 1,130円
3/1より値下げ
なし
1GB 480円 1,280円 なし
2GB 780円 1,380円 なし
4GB 980円 1,580円 1,780円
6GB 1,480円 1,980円 2,280円
8GB 1,980円 2,680円 2,980円
12GB 2,680円 3,280円 3,580円
20GB 3,980円
3/1より値下げ
4,680円
3/1より値下げ
5,280円
30GB 5,380円
3/1より値下げ
6,080円
3/1より値下げ
7,280円
40GB 7,480円 7,980円 8,280円
50GB 10,300円 10,800円 11,100円
公式サイト
イオンモバイル

DMMモバイル

端末価格
一括価格 10,000円
分割払い 532円(税込)×24回

DMMモバイル料金プラン

DMMモバイルの料金プランはSIMカード1枚のシングルコースと最大3枚のSIMカードでデータ容量をシェアできるシェアコースに分かれています。

シングルコース

データ容量 データSIM データSIM
(SMSあり)
通話SIM
ライトプラン
(容量無制限)
通信速度最大200kbps
440円 590円 1,140円
1GB 480円 630円 1,260円
2GB 770円 920円 1,380円
3GB 850円 1,000円 1,500円
5GB 1,210円 1,360円 1,910円
7GB 1,860円 2,010円 2,560円
8GB 1,980円 2,130円 2,680円
10GB 2,190円 2,340円 2,890円
15GB 3,280円 3,430円 3,980円
20GB 3,980円 4,130円 4,680円

シェアコース

データ容量 データSIM×3枚 データSIM×2
通話SIM×1
通話SIM×2
データSIM×1
通話SIM×3
8GB 1,980円 2,680円 3,380円 4,080円
10GB 2,190円 2,890円 3,590円 4,290円
15GB 3,280円 3,980円 4,680円 5,380円
20GB 3,980円 4,680円 5,380円 6,080円
公式サイト
DMMモバイル

まとめ

なんと言っても1万円の激安価格が魅力のSIMフリースマートフォンです。

複数のアプリを同時に使用したり、少し重たいゲームなどを楽しみたい人がメインスマホとして利用するにはスペック的に厳しいと思います。

LINEやTwitter等のSNSやメール、ブラウザでちょっとした調べ物をする程度と割り切った使い方であればそれほどストレスなく利用できると思います。

SIMフリースマホを持ってない方の2台目のスマホとしてMVNO(格安SIM)での利用や、お子様やシニアの方用のスマホとしてプレゼントにもいいと思います。

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